苦手な職員さんへの指示を上手に行う方法

介護のリーダー向け

「苦手な職員さんがいるんだけど、指示するときどうすりゃいいの?」

「指示をしたけど、嫌そうな顔をされてストレスになってるんですけど!」

という方はいらっしゃいませんか?

新人さんの教育係になった方、あるいは先輩として指示出しを行うようになった際など、

苦手な職員さんだったとしても頑張って指示出ししているのに、上手く動いてくれないと悲しくなったり腹が立ったりするかもしれませんね。

僕自身も上手くいかず、悩んだ時期もありました。

ただ、ちょっとの意識で変わるかもしれませんよ。

今回は、そんな時どうすればいいかについて説明していきます。

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職員さんへの指示について

はじめに結論からお話しすると、

職員さんへの指示は、

①具体的であること。

②主張に根拠があること。

が必要です。

※事前段階の動機づけに関しては、下記の記事があります。

プラス感情とマイナス感情

介護職員は色々な方がいます。

リーダーや先輩の目線で考えると、

素直に何でもすぐ聞いてくれる人、あなたの事をすごいなと尊敬している人、プライドもあり頑固ですぐには聞き入れてくれない人、あなたの事を未熟者として軽視する人など・・。

大きく分ければ2タイプ。

①あなたに対し、プラス感情が強い人
②あなたに対し、マイナス感情が強い人

このあなたに対しの部分は・・はあなたの人間性全体だったり、行為の一部分のみだったりそれぞれです。

例えば、

①のあなたへのプラス感情が強い人であれば、あなたがたとえ具体性や根拠がない指示を出したとしても、

「あの人の言うことは〜(何か意味がある)だから、〇〇しよう。」

「あの人の指示だったら、間違いはないはず。」

など動いてくれやすくなります。自分自身でも尊敬している先生や先輩の言っていることは疑いなく、やろう!と思ったことはあるのではないでしょうか。

逆に、

②のあなたへのマイナス感情が強い人へは、具体性や根拠がない指示では、

「言っている意味がわからない。」

「あの人の指示はあてに出来ない。」

など、悪影響だったりします。

あなたにマイナス感情の強い職員さんとは、衝突したりする場面もあるかもしれませんが、

それでも

『わからない職員のアイツに問題がある!』

と決めつけるのは、ちょっと早いです。

まぁさすがに新人さんとかで、初日から態度がおかしい人は職員さん自身に問題あると思いますが・・・。

他人ではなく、自分が変わる!

とはいえ、仕事の中では苦手なタイプな方ともチームを組んでやらざるを得ない時もありますよね。

ではどうすれば良いでしょうか?

理解しない職員が悪い!という思考でストップしたままでは、事態は解決しません。

また、自分自身のストレスにもなるでしょう。

どうにか自分の指示や意見を理解してもらうには、

他者が変わるのを待つのではなく、自分が変わることを目指した方が早いです!

職員さんが変わるタイミングはいつになるか分かりませんが、

自分自身(あなた自身)が変わるのはこちらが変わると決めるだけなので簡単ですよね。

相手に伝える際のポイント

自分自身が相手の職員さんの気持ちになって伝える!ということが大事です。言うは簡単で当たり前なことかもしれませんが、意外と意識しないと難しかったりします。


『相手の職員さん目線の気持ちになって、自分自身の主張の仕方を変える!』

そこで、

①とにかく偉そうにしない。
 ※偉そうにみえる等の感情を与える事は邪魔でしかない。メリットがない。
②指示する行動が具体的で分かりやすい。
③なぜ、その行動をとってほしいのかの理由が説明できている。

が、ポイントになります。

具体例をみてみましょう。

伝え方の具体例

例 自分に会議の予定が入っていて、利用者Bさんの排泄介助を変わってほしいケース

① 「Bさんの排泄介助を代わって!いいから早く!」

→指示に何の行動をしてほしいか具体性はあるが、相手からすると主張に根拠がない。相手に選択の余地もない

・・・相手職員からすると、「なんで?」「自分でもできるでしょ。」「こっちも今やっている業務があるんですけど。」「偉そうだなぁ。」など気持ちが生まれる可能性も。

② 「すみません。○時から〜の会議があって、準備しなくてはいけないので、
B様の排泄介助代わってもらってもいいですか?」

→指示に行動の具体性があり、どうしてそうしてほしいのかの主張に根拠もある。また、相手に業務の優先度を考えてもらう選択の余地も与えている。

・・・職員からすると、「それならしょうがない。」「今やっていることあるけど、先輩の業務の方が今は優先度高そうだ。」「大丈夫だから、任せてください。」など。

①も②も指示としては、

やってほしい内容や事実言っている意味は同じですが、相手方に伝わる印象や反応は全然違います。②の方がいいですよね。

②の伝え方は、ただ丁寧になったわけではなく、細分化すると伝わる意味に『相手の気持ちを汲んだ上での表現』が含まれています。その為、指示に対して行動の積極性が相手方に生まれる事にも繋がるのです。

まとめ

新人の職員さんや自分の指示が通りにくい職員さんへは、

・『相手が悪い!』と決めつける前に、自分の伝え方を変えてみる。

・相手の目線になって考えてみる。

・指示する際は、偉そうにするのはダメ!具体的で根拠のある表現で伝える。

で対応してみてください。

ちょっと意識してみるだけでも、効果アリです。

今回は以上です!

記事を読んでいただきありがとうございました。

どこかでお役に立てたら幸いです。

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