介護福祉士試験の爆速合格勉強法【直前でも諦めずに合格できる!】

介護職の働き方

どうも!介護福祉士のなおべい(@naobei)です!

介護の仕事についた方、あるいはこれから介護のお仕事をしようと考えている方で、まずとりたい資格は国家資格である介護福祉士だと思います。

受験資格のルートとして、実務者経験や養成施設のルートなどがありますが、全員が必ず筆記試験を合格しなくてはいけません。

 

しかし、

「仕事や家事が忙しくて勉強する時間が取れない」

「参考書が分厚すぎて、気力が湧かない」

という状態になっていませんか?

 

今回は、介護福祉士の筆記試験をほぼノー勉強の状態から爆速で合格レベルに到達できる勉強法について徹底解説していきます。

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合格のレベルへ到達するには?

筆記試験とはいってもマーク式の試験です。

つまり、選択肢の中に必ず問いに対しての解答が視覚的にあります。マーク式の問題はどうやって受験者を引っかけるかで作られています。

例えば、受験者の心理的動揺を突く為に、実務では覚えなくていい(ググればいい)問いも出してきますが、介護福祉試験については基礎的な事が網羅出来ていれば十分合格出来るレベルの試験になっています。

 

『実務レベルの基礎問題を落とさない』のがこの試験の最大のポイントです。

 

そして、効率的に合格レベルに到達するには、受動的な学習ではなく能動的な学習(アクティブラーニング)を行っていく必要があります。

合格までの最速学習ルート

では、オススメの学習ルートをご紹介します。

①問題集(過去問付き)と参考書を各1冊づつ購入。

②必ず問題集から始め、問題集を1周する。

③問題集の2周目をやる

④参考書を流し読みする

⑤問題集の3周目をやる

⑥仕上げ

  

上記のルートで、僕自身は試験1週間前から勉強を開始し、働きながら合格基準点より約30点オーバーして合格ができました。

事務や補助的な仕事だけでなく、実務の現場経験が3年以上であれば少なくとも3割以上は予備知識があると思いますので、1週間〜2週間での合格は可能です。僕の友人の中には、ほぼ同じ勉強ルートで3日前から勉強開始して合格した人もいます。

なので、この記事を直前にご覧になった人も1年に1度しかない国家試験合格を諦めないで下さい。

費用に関しては、問題集と参考書を合わせて大体5000円〜6000円程度の出費でいけます。

 

下記で詳しく説明していきます。※目安時間はあくまで現職の人向けに目安の設定です。

参考書と問題集を1冊づつ購入する

まず、試験対策用の参考書と問題集を1冊づつ購入しましょう。

で、おそらく迷うと思います。

 

・アマゾンや書店どっちで購入すべきか?

出来たら書店での購入をオススメします。

なぜなら参考書や問題集によって印刷の仕方やページのレイアウトが違うからです。書店であれば、実際に手にとって自分が見やすい自分が意欲的になれそうなモノを選べるからです。

・どの問題集や参考書を選べばいいか?

市販のものでOKです。年度に関しては、大幅な制度改正がないならば、1年程度古くても合格レベル到達に支障はきたしません。

問題集は過去問がついており、解説が詳しくて見やすいもの。

参考書は1冊で試験範囲を網羅して解説しているもの。

であれば、内容のレベルとしてはどの参考書や問題集も大体一緒なので、あとは自分の好みで構いません。

 

注意としては、どちらも1冊づつの購入にして下さい。冊数が増えると量が過剰になり学習効率の低下挫折する可能性が高くなってしまいます。

 

【書店でよく見かけるオススメ】

(問題集)

   

(参考書)

   

問題集の1周目をクリアする(目安時間:12〜15時間程度)

参考書を購入したら、まず問題集から取り組みましょう。参考書は一切開かなくていいです。

 

「参考書から読まないと、知識が不安なんですけど!」

「問題集見ても問題が解けないよ!」

 

と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。問題集からやって下さい。

理由としては、知識を効率よくインプットするには積極的な姿勢をキープして学習する必要があるからです。

これをいわゆるアクティブラーニングといいます。

 

例えば、試験範囲で喀痰吸引など医療的ケアについても学習する必要がありますが、

普段吸引器に触れるような環境で働いていない方は興味が湧いていますか?

ぶっちゃけ「わたしはやらないなー」とか思ってませんか?

 

つまり、

人間の脳の構造的に自分の興味が湧かない分野の知識の定着率はどうしても下がってしまうんです。

とはいえ、合格レベルに達するには興味が湧かない分野とはいえ学習する必要があります。

 

そこで、『問い』に対して『答えていく』というスタイルの学習として問題集から始めると、

・正解不正解で一喜一憂の感情が生まれる

・間違ってた場合、どうして間違っていたのか?という意識が生まれる

という事が起こり、どうせ使わないと思える知識でも興味を持って学習する事ができます。

単純記憶ではなく、エピソード記憶に近い状態で覚えていけるんです。

勉強するというよりは、まずクイズゲームで遊ぶという気分で入るといいです。

 

また、過去の研究でも単なるテキストの再読よりも、およそ50%〜70%も記憶の定着率が上がるという結果も出ているそうです。(メンタリストDaiGoの超効率勉強法より)

ただ1周目なので、分からない問題が多いと思います。

1分くらいは考えてもいいですが、分からないところはすぐに解答をみて、どんどん進めて下さい。

 

そして、「なんで間違ってんだ?」という意識を持って読むと2周目3周目では答えられる問題が増えます。

1周目の段階では、解答の内容が難しくて理解出来ないところは飛ばしても構いません。過去問も後で実力を測る為に残さなくていいので、やってしまいましょう。

『問題集1冊をクイズ形式で解答見ながらどんどん進める。』

これが最初のミッションです。

問題集の2周目をクリアする(目安時間:12〜15時間程度)

問題集1冊一旦クリアしましたね。お疲れ様です。

1冊クリアすると、ちょっとした達成感みたいなものが得られていると思います。

しかし、ここで油断して勉強から離れてしまうとせっかくぼんやり覚えた知識は抜け落ちます。

早い段階で2週目に突入しましょう。

 

やり方は、基本的には1周目と同じように『問題集1冊を分からないところがあれば、解答見ながらどんどん進める』で大丈夫です。

ただし、加えて『解答を良く読む』という作業を行って下さい。

 

1周目と違い、2周目では覚えのある『問い』や『解答』もちらほら出てくるのではないでしょうか。

ぼんやり印象に残っているところを解答から理解を深くして、より強く記憶に定着させる狙いがあります

5割〜7割まで理解出来るようになればOKです。

 

『解答を良く読んで、問題集の2周目を終わらす』

これが第二のミッションです。

参考書を流しで1冊読む(目安時間:4〜6時間程度)

ぶっちゃけ、問題集を上記の方法で2週行っているのであれば、合格基準点ギリギリの点数が取れるレベルになっていてもおかしくはないです。

しかし合格を確実なものにする為、もう少し詰めていきましょう。

 

問題集の2週目が終わったら、やっと参考書を読んでいきます。

クイズだけではバラバラだった知識を体系的に網羅している参考書を読む事で繋げていきます。

 

注意点としては、

・ノートを取らずにどんどん読み進めること

・マーカーは基本使わない。(覚えが悪いところで使うのはOK)

参考書を書き込み含め熟読しようとすると、かなりの時間を費やします。

 

なので、全部読むには読んでほしいですが、

「自分の理解が甘いところはどこか」

「覚えてたつもりだけど、認識が間違っているところはないか」

という視点を少し入れつつどんどん読み進める事を重視した方が効率的です。

6割〜7割理解できるようになるのを目標にしましょう。

 

参考書に重要ポイントと書かれているのに、内容が理解出来ない部分については軽くメモをとったり、マーキングしても構いません。

あくまでこの段階で勉強が完結するわけではないので、

全く理解出来ないところ→ぼんやりと理解出来た

というレベルでも大丈夫です。

 

『理解ができてないところを確認しつつ、参考書を流しでどんどん読む』

のが第三のミッションです。

問題集の3周目をクリアする(目安時間:4〜6時間程度)

ここまできたら、あと少しです。

3週目の問題集では、

「十分理解しているところはさっと読む程度にして、苦手な箇所理解が甘い部分の問題を重点的にやっていく」

という方法をとっていきます。

 

おそらく1周目や2周目の半分以下の時間で終わらせることが出来るのではないでしょうか。

大半の問題は正しく早く解くことが出来るようになっていることに自信を持ってもらえるようになったら、この段階も目標は達成です。

具体的には、8割〜9割理解出来るようになればOKです。

 

『問題集の3周目のクリアで理解と解答スピードに自信がもてる」

のが第四のミッションです。

仕上げ(目安時間:2〜4時間程度)

最後の仕上げとして、理解不十分箇所を徹底的に潰していきます。

例えば、福祉用具や医療的ケア(経管栄養や喀痰吸引の手順など)の部分は現場で見ていないと苦手にされる人も結構います。

そこでPCやスマホからYouTubeなど動画コンテンツ通して実際を見ると理解がしやすいです。

(以下YouTubeより転載)
【口腔・鼻腔内の吸引の手順】
https://www.youtube.com/watch?v=hmCOTfzZt3k
【気管カニューレ内の吸引】
https://youtu.be/8pIU3CGN_ns
【胃瘻からの液体栄養剤の注入】
https://youtu.be/SJse1Ml-u9Y
【経鼻胃管からの液体栄養剤の注入】
https://youtu.be/4ewbzfrHykk

また、試験範囲全体を一通り網羅できるよう参考書や問題集を繰り返すのも効果的です。

特にこの段階で問題集をやっていて、8割以上の理解や正当が出来ないのであれば、間違えた箇所と答えを何度も確認し、その部分だけ重点的に周回するよう心がけてください。

 

勉強の習熟は段階的に伸びていくというよりは、

知識が繋がった瞬間に急激に伸びていくところがありますので、

最後まで諦めないように!

 

ここまでやれば、9割程度解答できる試験合格レベルになっています。

試験まで残り3日を切っている場合

上記までのルートは最低一週間〜二週間は時間が残っている状態で、

ほぼ確実に合格するための勉強を解説しました。

 

しかし、

日々の生活の忙しさで勉強に手をつけられなかったり、

あるいは、ついつい怠けてしまって

試験まで残りわずかとなってしまった人もいると思います。

 

そんな人も諦めないでください。

まだ受かります!

 

ただし、やるべきこととやらないことを厳選する必要があるので、

お伝えします。

やらないことを決める

合格を確実にするためには、

•参考書を網羅的に覚える

•問題集を網羅的に解く

必要がありますが、まだそんな時間は残されているでしょうか?

 

やるべきことが多すぎて、

具体的にはやるページ数が多すぎて絶望していませんか?

 

この状態で覚えようとしても記憶になかなか定着しませんし、集中力も持ちません。

 

なので、思い切って、

参考書をやるのを辞めましょう。

その代わり、問題集だけをひたすらやります。

 

残りわずかであれば、

数百ページある参考書をやらないことを決める

ことで、問題集に解答する時間と集中力を確保でき、

合格点まで届くようになります。

 

もし参考書も購入してしまっているのなら、

①問題集を3回以上周回できてそれでも時間が余ったら、ざっと読む

②福祉用具や学説などを図や一覧で確認する程度で辞書的に使う

程度で考えて、問題集だけを解きまくりましょう。

答えを暗記するくらいに。

注意点

番外編ですが、おそらくこの試験の厄介な注意点は、体調管理シフト調整です。

体調管理

毎年ほぼ1月第4週の日曜日に試験が行われるわけですが、介護現場はインフルエンザやノロウィルスなど感染症が蔓延する真っ只中ですよね。

もし、熱発でもしてしまったら試験に合格する学力はあっても会場に行く状態でなくなってしまいます。遅刻や欠席しても振替は行っていない試験ですので、くれぐれも注意しましょう。

シフト調整

試験に応募する段階で、前もってシフト作成担当者に受ける意思は必ず伝えておきましょう。

職場内に受験志望者が多数いる場合は、突然の伝達だと勤務シフトが回らなくなる可能性があります。

 

「そんなの関係ない」という人もいるでしょうが、「後の問題で角が立つのがイヤ」という人もいると思います。

事前に半年前など猶予のある段階で伝えておけば、人員確保で動くべき(当日に備えて採用するなり、ヘルプを入れるなりするなど)は、会社なので気にせず受験できるはずです。

何より「人がいないから」を理由に勉強しない逃げ道をご自分に作らないでください。

 

介護福祉士国家試験は、年に1回で手続きも面倒な受験料も安くない試験です

集中して挑戦できるように周囲の協力も得られるようにしておきましょう。

まとめ

【最速合格ルートまでのおさらい】

①問題集(過去問付き)と参考書を各1冊づつ購入。

②問題集1冊をクイズ形式で解答見ながらどんどん進める。

③解答を良く読んで、問題集の2周目を終わらす。

④理解ができてないところを確認しつつ、参考書を流しでどんどん読む。

⑤問題集の3周目のクリアで理解と解答スピードに自信がもてる

⑥理解不十分箇所を徹底的に潰す。必要あれば問題集や参考書を周回する。

試験勉強で一番大変なのは、やり始めだと思います。色々自分の中で理由を作ってしまい、つい後回しにしてしまう。

しかし、問題集を1周ないし2周する頃にはちょっとづつ出来なかったところが出来るようになり、楽しくなってくるはずです。

今回は自分の職場で、せっかく受験に応募したのに途中で諦めてしまった人がいたので、どうにか再チャレンジしてほしいと思って記事を書きました。

どうかこれから受験予定の人の少しでも参考になれば幸いです。

合格まで頑張れ!!

 

  

今回は以上になります。

もし記事がそこそこ良かったんじゃないか説が浮上しましたら、

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