いち介護士が音声SNS「Clubhouse」を使ってみて分かったことを振り返る

テクノロジー

今話題になっているSNS「Clubhouse」(クラブハウス)についての考察記事です。

様々な情報が出ているので、変更点がでてきたら更新していきます。

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Clubhouse(クラブハウス)とはどんなもの?

TwitterやInstagram、Facebookなどのようにインターネット上でたくさんの人と交流できるSNSアプリの一つです。

これまでのSNSと違い、文字入力などで交流するのではなく会話など音声を通したチャット交流をすることに焦点が当てられたアプリの為、音声版「Twitter」とも言われています。

Clubhouseを理解する上での他のSNSとの違い

大まかな特徴を挙げると、

①音声のチャットルームで知っている人や不特定多数の人とトーク交流できる

・セミナーや講義、コーチ指導などの情報発信

・トークイベント、相談部屋、談話などの会話を通した交流。

・音楽の演奏セッションなどを一緒に楽しめる。

・コメントや記録を残す機能

 

②サービスを利用するには条件としてハードルがいくつかある

現状はiOSのみしか対応しておらず、androidユーザーはインストールできない。※今後、android版も出る予定はあるらしい。

・既存ユーザーからの招待が必要。招待する側も2名までしか招待できない。※アクティブユーザーになれば招待枠は増える。

・招待する際には、既存ユーザー側が相手の電話番号を電話帳に入れている必要がある。

・日本語表示には対応しておらず、インストール直後の情報登録が英語。※ログイン後の入力などは日本語が使える。

 

③利用する上での機能に特徴的なルールがある

プロフィール

・プロフィール内容や写真の変更は自由だが、アカウントの名前は1度しか変更出来ないので注意!

・SNSとの連携は現状TwitterとInstagramのみ。他アプリやWebサイトなどへのリンクはまだ出来ない。

・フォロー、フォロワー機能は他SNS同様にある。

・招待してくれた人のアカウント情報がプロフィール欄に残る。

ルーム管理

・ルーム作成の際は、カレンダーからスケジュールするか、ルームリストからすぐスタートするか選べる。

・ルームに呼べる人の範囲をオープン、フォロワー関係間限定、クローズで部屋を選べる。呼べる数は5000人まで可能のようです。

・ルームの管理機能として、リスナー(聞き役)→スピーカー(話し役)→モデレーター(進行や管理役)の順で部屋の管理権限が与えられる。途中でルームを抜けても、付与された権限は剥奪されない限り、ルームが残っていれば同じ権限で入室が可能。

・ルーム作成者はモデレーターになれる。モデレーターが出来ることは、モデレーター権限のユーザーをネズミ算的に増やしたり、スピーカー権限の付与や剥奪などがあり、チャットルームのトーク環境を管理できる。

・スピーカーは、チャットルーム内で自分も喋ったり、音を出すことが出来る。音を漏らしたくない場合はミュートする機能もある。

・リスナーは、音声を聞く専門。挙手機能で、スピーカーとして発言したい希望をモデレーターにアピールすることはできる。

その他

・ユーザー同士のコメントやメッセージ交換は出来ない。

・自分の電話帳に入っているユーザーはClubhouse上にいるか、すぐわかる。現状隠せる機能はない様子。

 

料金について

アプリをインストールする際に料金はかかりません。

無料で使えます。

ただし、今後課金要素は何かしら入ってきたり、広告のようなものは出てくるかもしれません。

まずはここがポイントです。

現状では利用自体が難しいが、確実に伸びるSNS

Clubhouseは2020年4月にアメリカでリリースされたばかりのアプリですが、アメリカでは爆発的にユーザー数が伸びイーロン・マスクなどの著名人も続々参入するようになりました。

日本では2021年1月後半から人気に火がつき、芸能人やスポーツ選手、Youtuberなどのインフルエンサーが集まるように利用を始めて、ユーザー数が爆増しています。

なぜ流行っているのか?

他のSNSがしんどかったり、飽きがきた

音声のみでコミュニケーションをとるというところが欠点なように見えて、最大の魅力になっています。

今までのSNSはコメントなどの文章で交流したり、 YoutubeやTicktockなどの動画配信は質の高いコンテンツを通して人が集まっていました。

おそらく多くの方がこうしたアプリの使い方に慣れ、生活に溶けこんでいる状態にもなっていると思いますが、

正直発信する人が増えた影響もあり各SNSのプラットフォームでレッドオーシャン化して、コンテンツの質や量を求められしんどくなってきている現状もあります。

また、コメントや画像のログを通してコミュニケーションを図るタイプのSNSが長い間主流だったこともあり、飽きがきていたユーザーにとっては

ログなしの音声のみという交流の仕方は、新鮮だったのではないでしょうか。

 

完全に音声コミュニケーションで独立していたら、微妙だったかもしれませんが、

現状TwitterとInstagramのアカウントリンクはプロフィールに連携できる為、活用の幅や異なる情報も見てもらうことで信用や人気を獲得できるようにもなっています。

SNSの乗り換えというよりは、乗ったまま移動出来るイメージですね。

有名人の続々参入と距離の近さ

日本の有名人も続々参入しています。

たとえばタレント、モデル、俳優、ミュージシャン、YouTuber、起業家など。

実際に僕自身も使っていて感じるのは、そうした方との距離の近さです。

もちろんオンライン上のことですが。

 

リアルタイムでトークやイベントをしているRoomに参加できて、場合によっては一緒に直接トークを交わせる可能性もあるのは凄いところ。

自分がルーム作成者になって、ふらっと同じルームに入ってきて参加してもらったり、

一緒に同じルームでトークなどを楽しむことも出来たりもします。

 

今までのSNSのように、

たとえばニコニコ動画などのライブ配信やFacbookの掲示板のように、発信されたコンテンツを見てコメントを投稿して参加するというのは確かに参加ともいえるのですが、

仮名のユーザーが大多数の中でコメントに応えてもらうよりも、

実名でトークで喋ることでかなり参加してるリアル感があります。

てか、参加の当事者ですね。もはや。

 

気楽にイベントの当事者になれるのが近い理由です。

拡大するのは間違いない

今までも流行しているSNS以外でちょっとしたアプリが話題になったこともありますが、

今回のClubhouseはコンテンツの発信をしたい人と聞きたい人の様々なニーズを上手く合わせたタイプのものなので、間違いなく流行るはずです。

一過性の流行というよりは、コロナ対策でオンライン上の交流が必要になっていることもあり、

会って話したいけど直接は会えない、

そんな時代のニーズにあったサービスとも言えるでしょう。

 

ZOOMなどとも異なり、音声のみなので外見の準備は必要なく始められるところや、時間制限や人数制限も特になく無料で使えるとことも利点があります。

しばらく他のSNSとも平行しながら楽しむユーザーは増えていくと思います。

終わりに

iOSアプリ限定かつ招待制なので、入りたくても入れない状態の人も多いと思いますが、

運よく周囲にユーザーがいたら、すぐ招待してもらえないか声かけすべきです。

※各フリマアプリ等での購入は招待の売買に規制が入るようになり、厳しくなっているようです。

 

主体的に何かしたい人なら尚のこと、ここは動くとこです。

 

後からおそらく利用制限は緩和されるという噂もありますが、このアプリはアメリカのまだ若いスタートアップ企業が始めたサービスです。

サーバー管理や各種対応含めて色々追いついてないところも多いと思うので、日本への展開として今後どの時期にどうなるかはまだ分かりません。

 

それでも大きく流行りかけているうちに、どんなことができるか試してみるのは、

今だからこそ出来ることだと思います。

行動に高い価値が出るのは先行者だからこそ。

 

始めはみんなよく分かってません。

けど、まずはやってみる。

 

すでにユーザーになっている方で、招待枠残っている方はぜひ輪を広げて、

使いたい人にチャンスをお願いします。

ちなみに僕のClubhouseアカウントは @naobei111 です。フォローもよろしくです。

 

 

今回は以上となります。

もし記事がそこそこ良かったんじゃないか説が浮上しましたら、

各SNSのいいねやリンクのシェア、はてなブックマークなど宜しくお願い致します。

 

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