今回はデイサービスを想定して、音声チャットSNS「Clubhouse(クラブハウス」を使ってどのように介護サービスのPR活動に使っていくか考えてみます。
デイサービスなどの介護サービスで、
WEBマーケティング及び集客が必要な時代であることについてはこちらの記事から。
Clubhouseで事業所のPRに生かせそうなこと

Clubhouseについて
Clubhouseとはどんなものか?
についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
営業活動(PR)にどう関係するのか?
直接的に関係するかというと現時点(2021年2月時点)では関係はしません。
シンプルに使用ユーザーがまだまだ少ないからです。
使っている人をリアルで見つけるのはかなり困難なレベルではないでしょうか。
しかし、この音声アプリで出来ることは今までのSNSと違った面が多いので、
すでに使っている人、これからの人でも集客する上でもアプローチや使い方が変わるのでこうした記事を書いてみました。
音声でのコミュニケーションをするSNSであることがやはりポイントです。
その点使えるんじゃないかというところを挙げていきます。
営業活動に必要なコミュニケーションスキルが身に付く
コミュ力を上げる上で、ぶっちゃけこれほどの環境はそんなに思い浮かびません。
なぜなら、Clubhouse(クラブハウス)は交流会や飲み会どころの騒ぎではないほど、
様々な人と一瞬で好きな時間会話することが出来てしまうアプリだからです。
しかも、コミュニケーションが苦手という人もとっつきやすい面もある。
対面の営業活動のように、緊張しながらPRしつつコミュニケーションをとるというよりは、フランクに雑談等しながら会話をしていけるからです。
介護や福祉職は、介護現場などでは利用者や家族と談話できても、ビジネスの場でのコミュニケーションが苦手と感じている人がめちゃくちゃ多いです。
責任者や相談援助業務などについているとその辺りは緩和されていくのですが、
成り立てで手っ取り早くコミュ力をつけるには最高の環境だと思います。
知らない人と普通に喋れる力がつけば、営業活動でプレゼンするときも余裕を持てる自信がつくはずです。
まずは、会話を楽しむことからスタート。
社長やリーダーの名が売れれば、一気にPRが可能かも
事業所の顔はなんといってもその法人の代表だったり、現場リーダーだと思います。
そういった方の名が売れれば、他の影響力のあるインフルエンサーの目に止まれば一気に事業所の名前が広がる可能性があります。
というのも、
Clubhouse内には、今芸能関係者やYouTuber、起業家など著名人がたくさんいます。
そういった方がちょっとした手違いでInstagramやTwitterなどにあなたの事業所の情報をあげたら、何百万という人に見られることになります。
実際ちょっとした一般人の小話のルームにも、突然有名人が現れて参加するということも現実に出ています。
芸能人の芸能界の次の仕事の選択肢として、
介護の仕事がよく取り出されたりしますが、意外とここからの縁で採用に繋がる可能性もあるかもしれません。
介護経営者やコンサル、現場リーダーなどがたくさんいる
介護業界でClubhouseを使い始めているのは、
今の時点では少なくともビジネス的にしろ趣味的にしろ意識が高い層です。
そんなところに飛び込めば、検索ワードで 介護 と打つだけでモチベーションが高く能力の高い介護関係者と簡単に繋がることが可能です。
そこで情報を交換することで、営業に有益な情報や経営ノウハウなど自社では生み出せなかったアイデアも得られる可能性があります。
また、TwitterやYoutubeなどアーカイブとして残ってしまうSNSでは言えないことも、
オフレコがルールであるClubhouseならではの話もできたりする。
貴重な情報や考え方を教えてもらえる機会になるかもしれません。
こうした機会を得るのも、忙しい介護リーダーでさえ合間にアプリを起動するだけで可能です。
準備をしよう
TwitterとInstagramのアカウントを作っておこう
最近どこの事業所もSNSアカウントを利用するようになってきました。
Twitter、Facebook、Instagram、アメブロ、Youtube辺りはよく見かけます。
この際できれば、Twitter、Instagramはアカウントは取っておいたほうが良いと思います。
現在この2つのSNSのみClubhouseとの連携が可能な状態になっています。
Instagram(インスタグラム)
インスタグラムは、施設写真のアーカイブや24時間でデータを消去してくれるストーリなどを活用できるので、サービスがどのように環境でどういう雰囲気で行われているか見る人に印象を与えやすいです。
ブログだと色んな画像を見るのに一つ一つリンクの飛ぶ面倒さがサイト訪問者にありますが、いんすたは画像一覧にできる上にテキストやコメントもつけられるので、使い勝手が良いです。
Twitter(ツイッター)
一方、Twitterはタイムラインに流れてしまうタイプのものです。インフルエンサーなども多いアプリなので拡散して拡がる可能性もありますが、目を引いたりするものでなければその後は見てもらう機会はほぼないでしょう。
どちらかというと、事業所でやるというよりは、そこで働いている経営者やリーダー名義で人柄が出るような投稿の方が伸びる可能性は高いです。
事業所に合わせた運用法を見つけよう
どちらも作った方が良いと言いましたが、
実際に運用するかは事業所の体制やリーダーのやり方で変わると思います。
それぞれの色で投稿が出来れば良いと思います。
たとえば個人情報の管理に厳しい状態であれば、リーダー自体が介護への思いや働き方への熱意などを投稿する、という方法も取れますからね。
やり方次第です。
Clubhouseやろう
話をここで戻しますが、Clubhouseをやる意味は十分あります。
現状、iOSデバイスのみ、既存ユーザーからの招待制という制限がかかっているので、
利用する機会が持てないという状態かもしれません。
ただ、サービスが自分たちに合わせてくれるまで待つ。
なんてことで本当に大丈夫でしょうか?
インターネットの世界は先行者利益のバイアスが強い世界です。
流行もあっという間に変わります。
後から参入するほど市場はレッドオーシャンになり、早く動けば得られたはずの価値はどんどん減少していきます。
少しでも早く動くきっかけとなる何かはしたほうがいいんじゃないでしょうか。
まずは周囲の関係者に招待枠を余ってないか聞いてみる。
SNSなどで呼びかけて、あるいは逆に募集をかけているClubhouseユーザーに頼んでみる。
など。
出来ることはあるはずです。
今回はそんなお話でした。
コロナの中でどうやって営業活動していくか悩んでいる事業所も多いと思います。
少しでも一助になれたら幸いです。
今回の記事は以上となります。
読んでいただきありがとうございました。
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