結局、本を何で読めばいいんだろうか?【紙、電子、音声での読書を解説】

文化と思考

今回は読書をテーマにした内容です。

 

こと本を読むと言っても手段は色々ありますよね。

本の内容を把握する手段としては、現在大きく3つあります。

⑴紙の本

⑵電子書籍

⑶オーディオ書籍(音声)

僕自身は1ヶ月に20〜30冊くらいは本を読む方なのですが、

「結局、何で読むのが一番良いんだろうか?」

ってずっと思っていて、実際にどれも試してみました。

 

僕個人の結論を言うと、

状況や読む本の内容に応じて⑴〜⑶全部使う

です。

 

なにそれ〜!と思われる方もいると思うので、

各読書のメリットとデメリットや上手い使い方は何か触れていきます。

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紙の本の特性と使い方

紙の本の特性

(強いところ)

・幼い頃から触れてきており、身近に慣れ親しんでいる

・内容箇所のページを感覚で記憶しやすい

・書き込みが自在に出来る、付箋や栞を使える

・コレクター性が強い、部屋の飾りにもなる

・売却が可能

・電子化されていない本も多いので、紙なら読める(特に古い本や地域情報など)

(弱いところ)

・購入するのに本屋に行ったり、Webで注文したり時間がかかる

・量が増えると保管場所を確保する必要がある

・定期的に手入れしないと汚れる、経年劣化もする

・分からない語句や内容を調べたり、翻訳に時間がかかる

紙の本のオススメの使い方

紙の本は学習するにも、趣味として楽しむにもバランスが良いです。

強いて言うなら欠点は、やはり場所をとってしまうところだと思います。

本をたくさん読む人なら、本棚がいくつあっても足りないし、処分するにも時間を取られてしまうのはちょっとイヤになります。

分厚い本なんて持ち歩きなんかしたくないですしね(笑)

とはいえ、モノとしてあることで友人や職場などで共有したり、部屋に置いとくだけでもなんか洒落てる感が出ます。

 

欠点をあまり気にせず使うには、

良書の中の良書に選んだ本

を所持するといいと思います。

「この本は最高!」

という本であれば、場所を取る価値も出ます。 

 

また、書き込みや付箋など行える特性は、教科書的な体系本を読むときに役立ちます。

勉強したり、何度も読み返すような本は紙として持っていたほうが、

むしろコスパが良いです。

電子書籍の特性と使い方

電子書籍の特性

(強いところ)

・多量に本の持ち運びができる

・分からない語句や翻訳が読みながらWebで容易に調べられる

・ダウンロードすれば即利用できる

・洋書を手に入れやすい

・サブスクリプションサービス(Kindle Unlimitedなど)を利用して、低価格でたくさんの本を読める

・暗いところでも読める

(弱いところ)

・使用している端末によって読み込み速度、画像の解像度が異なる

・目に負担がある

・マーキングはできるが、本のような自在な書き込みはできない(スクショしてメモ化したり、アプリで書き込みはやろうと思えばできるが手間。)

電子書籍のオススメの使い方

電子書籍の最大の利点は、

多量の持ち運びが可能

なところです。

 

漫画や小説など娯楽として楽しめる本や、ざっと読んでおきたいビジネス書などは紙で買ってしまうとかさばってきてしまうモノです。

メルカリやヤフオクなどで売ることも考慮して、紙の本を選ぶ方もいると思いますが、

「別に売る予定はないかな〜」という人なら電子書籍でいいと思います。

いつか読むかもしれない感があるなら尚のこと。

また、新品で購入する際は多少紙の本より安く手に入りますし、

Kindle Unlimitedなどを利用すれば、月1000円程で話題の本が読み放題になります。

 

多量に所持して、いつでも読める特性を生かすのが、

電子書籍の良い使い方でしょう。

kindle paper white かタブレット(スマホ含む)か問題

「電子書籍の利点は言わなくても分かるんだけどな〜」

「じゃどんな端末で読めばいいんだろ?」

ここで迷う人も多いんじゃないでしょうか。

 

特にkindle paper whiteで読むか、スマホやタブレットで読むかという2択で迷うんじゃないでしょうか。

(ちなみPCでも電子書籍は読めますが、通勤や通学などの利用も想定し外します)

 

結論を言うと、

・本の読みやすさを取るか

・身体への負担軽減をとるか

で向き不向きは変わります。

 

kindle paper whiteは、

アマゾンから出ている電子書籍を読むことだけに特化した端末です。同系統のシリーズでkindle kids、kindle oasisなどの端末もあります。

特徴は

・ブルーライトがほとんど出ないディスプレイの為、目が疲れない(長時間の使用や乗り物に乗っていると顕著にわかります。)

・電池の充電が長持ちする

・各操作の読み込み速度がタブレット(スマホ)より遅い、白黒表示しかできない

 

一方、タブレット(スマホ含む)はどうかと言うと、

特徴は

・画面からブルーライトがどうしても出てしまうので、長時間の使用は疲れる

・操作の読み込み速度が速い、カラーでの表示が可能

・マーキングやアプリの使用、スクショやメモの使用が容易

・分からない語句や翻訳は即ググれる

となっています。

 

ぶっちゃけ、どちらも一長一短あります。

たくさん本を読みたいけど、身体への影響や負担も考えたい方は、

kindle paper white

そんなことより、サクサク動いて調べたりしながら読みたい方は、

タブレット(スマホ)

を選ぶと良いんじゃないかと思います。

 

ちなみに僕は状況に応じてどっちも使っています。

オーディオ書籍(音声)の特性と使い方

オーディオ書籍の特性

(強いところ)

・どこでも聴ける

・両手が空くので、別の作業も行える

・目を使わずに済むため、目の疲れや肩こりが起こらない

・朗読のペースを調整できる

・聴覚情報として脳が認識するので、会話力の向上にも影響するとも言われている

・アプリ内データの為、スマホ1台に大量保管可能

(弱いところ)

・聴ける本が限られている(あるのは基本的に話題になった書籍)

・値段がやや高め

・専門書や難解な本は、読み返しがしづらいので理解が大変

オーディオ書籍のオススメの使い方

読書なのに目を使わないし、手も使わなくていいのが最大の利点です。

料理しながら、運転しながら、運動しながら、家事をしながら・・・。

ながらで読書をできてしまうところは、めっちゃイイです。

 

また、本が苦手な人にも向いてると思います。

苦手な人の多くは、本の厚さを直視して読む気を削がれたり、文字の量が一気に入ってきてしまうことでイヤになってしまうことがあるんじゃないでしょうか。

オーディオで聞けば、いつの間にか全部読めてたってこともあると思います。

状況や読む本に応じて変えていこう

ここまでざっとどんな感じで本を読むか紹介してきましたが、

状況に合わせて

⑴紙の本 ⑵電子書籍 ⑶オーディオ書籍

どれも使った方がいいと思います。

もちろん⑵と⑶については使ったことがない方からすると、慣れない部分もあるとは思いますが、便利なところも多いです。

 

日本人は先進諸外国の中で大学卒業以降の勉強量、読書量が比較的少ないそうです。

「AI vs 教科書が読めない子どもたち(新井紀子著)」によると、読解力がない人がとにかく多いという指摘もあります。

本に触れて、情報を解釈する力を身につけるのは本当に重要だと思います。

 

僕自身も本を真面目に読むようになったのは高校卒業以降な感じですが、

読んでいなかったら物事のイメージや論理が浮かばず、

職場で的確な指示を出したり、仕組みづくりを考えたり、ブログでこうして記事を書くなんてのは、出来ていないでしょう。

 

読書は良き!

 

今回の記事は以上となります。

 

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