【介護職向け】会社では教えてくれない、給与が低くても幸せに暮らせるお金の考え方

文化と思考

介護職の給与が低い!

巷では、良くそう言われています。

介護職の給与の8割以上は、国の社会保障費の財源から出ているようなものなので、

ビジネスモデル的には中々上がりにくい理由があるのは確かだと思います。

構造的に資本主義で勝つ為のモデルではなく、社会保障を持続的に支える為のモデルになっているからです。

 

また、サービス業は他の業種と比べて低くなりがちな傾向はあります。

ぶっちゃけ介護職はまだマシな方だと思います。

僕自身は、むしろ安定している要素の方があると考えています。

日本の介護職の給与は絶望するレベルではないんですが、

「なんか周りはもっともらっているし、なんだか損してる気分」

という人が大半じゃないでしょうか。

 

今回は、たとえ比較して給与が低い状態であってもお金の使い方をちゃんと考えれば、

今は十分幸せに暮らせる

ことをこの記事を通して紹介していきます。

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給与が低くても幸せでいるには?

家計の収支を純利益で考える

月の給与が手取り約20万だとして、

・全然貯金できない

・もはや赤字でやばい

であるなら、

まずはお金の流れを知るためにも、一ヶ月の家計収支を確認すべきです。

 

【収支を考えるときに知っておいた方がいいリスト】

収入源

・月の給与

・投資など利益

 

固定費支出

・家賃

・携帯電話代

・その他回線通信費

・電気、ガス、水道代

・年金、保険料

・税金

・ローン

 

変動費支出

・食費

・生活消耗品

・交通費

・娯楽

・自己投資

など

人によっては、もっと細かい方もいるかもしれませんが、

僕はエクセルでデータ化して毎月チェックしています。(今はスマホのアプリでも十分良いのはあります)

 

上記のリストで注目してほしいのが、お金を得るところは一つか二つ程度なのに対し、支出として支払うべきポイントがたくさんあるということです。

だから、各支払いポイントで抑える対策をとっていないと、

あっという間にお金は尽きます。

 

大事なことは、

月の家計は純利益で考えることです。

 

考え方としては、

純利益 = 収入源からの収益 ー (固定費 + 変動費) 

というイメージです。

これでいくら残ったか。

残ったお金で、貯金やさらなる投資など自由なお金を使えるようになります。

その為に、固定費と変動費で余計な出費は抑えておく必要があります。

 

この考え方は給与を上げること以上に大事です。

経営では売り上げより純利益が大切と言いますが、同じようなイメージです。

 

つい僕らは周りと比較して月給や年収などで優劣をつけて、一喜一憂しがちですが、

お金を稼げても稼いだ額以上に無駄に出費を出していたら、お金に余裕は出来ません。

 

一般介護職で20万稼いで5万残す人と、介護の長クラスになって40万稼いでも赤字で貯金がない人もいます。

役職付きになった方が、社会的地位、給与、得られる経験やスキルは良くなるものですが、

お金の使い方を考えずに使っていると、

「せっかく頑張っているのに、全然貯まらない!」

状態になってしまいます。

消費行動は必要なもの、無駄なものを決める

家計の収支をハッキリと数字として確認していくと、

「コレ本当に必要だったのかな?」

「無駄じゃねーかな」

というものが見えてきたりします。

 

今こんな記事を書いていますが、昔の僕は正に浪費家でした。

どんな感じだったのかというと、

毎朝コンビニで400円、日中の合間で500円、夜に1000円と飲食類や雑誌などを買っていました。別で普通にご飯も食べたりしています。

結果、激太り。

しかも、一ヶ月あたり50000円(毎日約2000円×勤務日数およそ25日)と、

めちゃくちゃ無駄な出費をくりかえしていました。

 

なんでこんなことを繰り返していたか?

シンプルに、習慣です。悪い方の。

通勤途中などでコンビニに立ち寄りたくなり、大してお腹空いてなくてもお菓子や飲み物、帰宅途中ならお酒など買ってしまっていました。

ヤバイですよね・・・・。

 

改善したキッカケは、

家計をしっかりつけるようになり、無駄な金額を出していることにびっくりしてからです。普段の習慣になっていたので、気づかなかったんです。

可視化してみて、ようやく実感が湧きました。


 

浪費グセの多い方へ、とっておきの事をお伝えします。

 

読者さんの中には、

・給与が上がらない

・上がっていても少しだけ

という方もいると思いますが、

 

実は普段の生活の中で無駄遣いの習慣を見直すだけでも、

純利益としては昇給したのと一緒

という状態の金額を残せることになります。

 

これ知ってるのはめちゃくちゃ大事ですよ。

同時に年収思考が、実はあまり意味ないことに気づいてしまうきっかけにもなるかもしれません。

 

僕はこの思考がない人は、たとえ周りより多少お金を稼いで自慢気に語っていても、

本質として自由なお金はないから自慢にならないと思っています。

安くて楽しめるものや社会資源を活用する

引用元は忘れてしまいましたが、

実業家の堀江貴文さんがある時こんな事を言っていました。

「ちょっとしたお金持ちと一般層の生活スタイルは、あまり変わらなくなってきている。」

「みんなスマホ使ってYouTube観て、可処分時間使ってるでしょ」

と。

 

確かに、今やテクノロジーの発達で、色んなモノやサービスが共有化し、必要なコストも下がってきています。

月額定額のサブスクリプションサービスやワークシェアリングサービスは、

生活のコスト削減する際にかなり重要度が増してきています。

よく分からない人もいるかもしれませんが、ハッキリ言って使わないのは勿体ないですよ。

面白い映画やエンタメが観たい→ YouTube、Netflix、Amazonプライム・ビデオ、Huluなど

車を使いたい→ カーシェアリング、格安レンタカー

良さげな洋服を着たい→ シェアリングサービス、メルカリやヤフオクの利用

しっかりした家具を使いたい→ シェアリングサービス(CLASやairRoomなど)

安くモノを揃えたい→ Amazon、ニトリ、OKストア、業務スーパー、100円ショップなど

スマホやタブレットを安く使いたい→ 大手キャリアから格安SIMへの変更

普段生活する分には、これらが使えるところにいるのであれば、

特に問題はないはずです。

もうAmazonやNetflix、YouTubeなどは、お金持ちかどうかは関係なくみんな使っていますよね。

 

また、公共の施設でも十分楽しめたりもします。

・自治体運営のスポーツ施設→ 格安で筋トレが出来る

・公民館や文化センター→ コミュニティスペースやクラブなどへの参加が可能

・公園や図書館→ 運動や読書が無料でやり放題

など

結構色々あります。

 

これら上手く使いこなせれば、十分楽しめます。

 

僕の場合はそれでも、ちょっと迷うときは、

・現状のものでは得られない幸福な何かがあるのか

は考えてから時間やお金を使ったりします。

「人と会う」、「旅行に行く」などは、代わりがきかない特別な体験になったりするからです。

収支がどうしても合わないなら環境を変える

「色々無駄を省いてみても、どうしてもお金が貯まらない。赤字になる。」

のであれば、

もはや環境の変更を検討した方がいいかもしれません。

・住む場所

・働く場所

・働き方

を見直してみて、もう少し自分の生活に合うところを探してみるのも大切なことです。

 

たとえば収入があまりないのに、

・無理して高い物件に住んでいる。

・仕事とプライベートを考えた時に、コスパの悪い土地に住んでいる

という人をたまに見かけます。

 

理由は色々ですが、

「多少高くても良い物件にいないと人に見せられない」

「友達が多いから引っ越したくない」

「実家住まいはカッコ悪い」

などの心理が関係している場合は、

一旦それらの気持ちが自分や家族の幸せのためにホントに必要なものか?

は細かく考えておいた方がいいと思ってます。

 

ただ環境の変更には注意する点はあります。

無理に環境を変えない方がいい場合で、

たとえば

・自身や子供が病気や障害を持っている場合、特に精神的なもの。

・社会適応中の子どもがいる場合

はメリットもありますが、事態を悪化させてしまうリスクを負うこともあります。

 

子どもに環境の変化を与えることは、

これから変化のある時代で強く生き抜いてもらう為にも耐性をつけさせたり、イジメを受けていたら改善することも可能になるメリットがありますが、

社会環境に変化を与えることで、その後の人生でメンタルや行動様式にリスクがありうるデメリットもあるからです。

勉強や副業などにチャレンジする

僕自身、こうして生活をどう考えるかについての記事を書けているのも、

困ってた時期があり、お金について勉強したからです。

 

お金については、日本では基本的に教育機関や会社でも教えてくれません。

教わる機会がなく大人になって、子供を育てるので、結局自分で勉強するしかないです。運よく教えてくれる人が身近にいたら、ラッキーですが。

 

勉強しないのはマジで損します。

 

そして、今や勉強もお金をかけずに学び放題です。

YouTube、ブログ、本など役に立つ情報を仕入れたら実践してみてください。

どこまで変えられるかはその人次第ですが、困っている現状は少なくとも良くなるはずです。

 

ちなみに、節約やミニマルなライフスタイルについては、

最近のミニマリストブームの火付け役になったミニマリストしぶさんの情報が具体的で導入しやすいと思うので、参考になるはず。リンク貼っておきます。

 

また勉強関連でさらに収入アップさせたいと考えているなら、

・専門資格の取得

・外国語の取得

・プログラミングやIT運用に関するスキルの取得

は今後仕事を展開する上でも力になる可能性大なのでオススメです。

 

他にも自分が興味が持てる分野が、思わぬ収入源にもなったりもすると思いますので、

「思い立ったら吉」

で是非チャレンジしてみてください。

終わりに

・月収でどれくらい稼いだよりも、純利益でいくら残ったが大事

・悪習慣から無駄遣いはやめよう

・そんなにお金を使わなくても、楽しめるものは今はたくさんある

・本当に大事なことを見極め、環境を変える決断をするのも大切

・なんだかんだ勉強しないと損

もしかしたら、

「介護の仕事はお金じゃないから!」

という方もいるかもしれませんが、

 

そんな人でもここのポイントは押さえた方がいいっすよ!

というところを書いてみました。

 

夜勤入りとか明け後とか使っちゃいがちですが、

収支をちゃんと確認してみるとえらいことになってたりするんで注意です。

 

今回は以上となります。

読んでいただきありがとうございました。

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