どうも!介護福祉士のなおべい(@naobei)です!
僕自身あまり人前に出ていくタイプでは元々なかったのですが、今はどんどん喋りますし、SNSでも発信するようになりました。
で、感じることは、
『自分から発言していかなきゃチャンスを無駄している可能性が高い』
と思っています。
介護職の方は結構みんなお喋り好きな人が多い気がします。
おとなしい人でもコミュケーション自体は得意だったり。
に見えるんだけど、
『自分で考えて自分の意見を言う』
という状態なると途端にハードルが上がってしまう。
そんな人も結構いる気がしています。
今回はそんな方が向けに自分から発言していった方がいい理由とその対策について解説していきます。
発言していった方がいい理由
行動する原動力になる
発言する場は、会議やSNSやメールなど色々ありますが、
総じて苦手な人がいいがちなのは、
「そんなに自分から発言してアピールして何になるの!?」
「大人しく平穏に働いていきたい」
というところをよく聞いたりします。
でも実は、僕自身も昔はそう思っていました。
それなのに自分から積極的に発信するようになったきっかけは、リーダー的な立場をやるようになったからでした。
以前自分から積極的に発言できない時に思っていた事は、
「自分が思っている事を伝えるのは恥ずかしい」
「他の人から怒られたりや嘲笑される気がする」
「自分の未熟さが露わになってしまう可能性がある」
「どうせ、言っても理解されない」
要するに、
自分に自信がない為に行動せず、勝手に自己完結で考えて諦めていた状態だったんです。
その後、自分からを躊躇なく発言出来るようになってからは、
・人からディスられる事は基本なく、むしろ積極的な意見は喜ばれる方が多い
・意見を発信する事は自分のアウトプットにもなるので、頭が整理される
・理解されない時は、悔しいから伝え方を深く考えるきっかけになる。
・言ったからには、やらなきゃいけないから行動する
こうなる事を知りました。
勇気出して頑張って発言した結果「何になるの?」というところは、まさにこれらです。
一言でシンプルにいうと、
行動する原動力になる
です。
自分から何かを人前で伝えるのは、初めは凄く緊張もするし勇気が必要な事ですが、やって損はなく、自分が成長するきっかけになりやすいです。
小さな成功体験が自信になる
けど、「発言したら失敗するかもじゃん!」
という意見もあるでしょう。
はい!失敗はします!
僕も失敗はしまくりました!
それでも発言する事に価値を見出せるようになるにはどうするか?
キーポイントは、
いかに成功体験を感じるか
だと思います。
小さな成功体験で構わないので、重ねていく事が重要です。
例えば、
・自分が意見した事で利用者の事故リスクが減った
・自分の意見で良い取り組みが行われるようになった
・自分が意見する事で会議の議論が深いものになった
・他の人の自分への態度が良くなった
など
自分の意見を発信した事で、良くなった成功体験を重ねると、
段々と意見を伝えるハードルが下がっていきます。
自信にもなっていきます。
ただ、こうした成功体験を感じる事が出来るようになるには、
自分から伝えなきゃ始まりません。
その中で失敗する事もあっても成長の機会にすれば、伝える内容の精度も上がっていきます。
まずは小さなところから、意見や提案をしてみましょう。
伝え方のポイント
根拠を加える
伝える際のポイントは、
根拠 + 自分が思っている事
です。
例えば、「何か問題があった時にAの対処でいいか?」と問われたとしましょう。
その時に、「賛成です」「反対です」で終わってしまうのは、ただの票みたいなもんです。ではなく、「なぜ、賛成なのか?」「なぜ、反対なのか?」という理由や根拠を加えて話すと、例え少数派の意見になろうとも注目すべき意見として伝われば、ひっくり返る事もあります。
それだけ、根拠を加える事は強力なんです。
シンプルですが、根拠を入れる事で
・感情論ではなく、客観的な意見になる
・相手に「なぜ?」と思われる部分の答えになる
・説得力が増す
報告書とかでは普段やっているという人もいると思いますが、普段の会話や指導する時にも是非意識してみて下さい。
もし根拠が中々出てこない場合は、深く考えられていなかったり、勉強不足だったりする場合があります。
「考えたりするの面倒だーーー!!」
と始めは思いますが、意識するだけでも段々慣れていきます。
根拠を加えて発言していく。
これだけでも、相手に伝わりやすくなり、伝わった事が分かると、自分にも自信がつきます。
伝えるタイミング
「自分はこう思う」「今言いたい」
をあまりに優先してしまうと、反発を招く場合があります。
タイミングを考えて伝えるのも重要です。
時と場合に上手く合わせて、良いタイミングでカード(伝えたい事)を出すイメージです。
一例をいくつかご紹介します。
①会議やミーティング時の機会を有効活用する
会議やミーティングなど人が集まる時は絶好の発言の機会です。
しかし、注意しなくてはいけないのが、自分が発言をしている間はみんなの時間をもらっているという事を意識しなくてはいけません。根拠や問題点のまとまりのない話を長々としてしまうのは、時間を奪ってしまう事になります。基本的には「今話す意味のある事か?」は一旦考えて、発言していくべきです。
ただ会議の形態によっては、全然喋らない人ばかりの時もあると思います。進行者が困るパターンはこれです。その際はハードルを思いきり下げて「喋りで盛り上げる事に意味がある」と捉えて、発言していってもイイと思います。
②相手が冷静な状態の時に伝える。
伝える相手が忙しそうだったり、体調や気分が優れない時に良い事を言っても伝わらない可能性が高いです。伝える時期を伺うか、あるいは自分からその人の負担が減るようフォローし友好関係を結んでから伝えるというのも作戦としてはアリです。
③すぐ伝えたい事はメールやチャットで済ます。
言いたい事の根拠がしっかり言語化できているのであれば、メールやチャットで伝える方が即効性があり早く伝わる場合もあります。逆に根拠がわかりづらいとメールやチャットは何度も問答する羽目になりかねません。
まとめ
・発言を恐れず、やってみると行動に繋がるきっかけになる
・発言した結果、良い方向に進んだ成功体験を重ねると自信がつく
・理由や根拠を加えて、伝える意識を持つ
・時と場合に合わせてタイミング良く伝えられる方法を用意しておく
発言しないで周りの意見に従って過ごすだけでは、なかなか成長しません。
積極性は大事です。
例え悩んでいる事があっても、
もしかしたら自分の積極性を出していけば良い方向に変わることもあるかもしれません。
自分が変われば、周りの反応も次第に変わっていきます。
僕自身がそうでした。
今回は、自分から発言するのが苦手な方にちょっと勇気を持ってもらえたらと思い記事を書きました。
どこかでお役に立てたら幸いです。
読んで頂きありがとうございました。
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